2014年10月10日金曜日

アクセス関西ネットワーク集会in神戸

本日10月10日は交通アクセスの日。ということで、今年も恒例のアクセス関西ネットワーク集会が開かれました。3回目の今年の会場は神戸三宮。100名以上の当事者が結集しました。  内容は前半の講演と総会が神戸市勤労会館で行われる、後半は三宮の街をパレードしました。
講演は兵庫県福祉のまちづくり研究所の北川博巳さんが「交通バリアフリーの到達点・課題・地域での実践に向けて」というテーマで行いました。昨年からバリアフリーに積極的な交通事業者を「アクセス関西大賞」として表彰し、講演もお願いする形をとりましたが、今年は候補だった大阪モノレールが受賞を辞退したため、今日のような形になりました。

北川さんの話はバリアフリーの法律と様々な実践、特に兵庫県での取り組みに詳しく言及していました。兵庫県管轄の歩道は、まちづくり研究所が協力してユニークな歩車道境界が作られていることが印象に残りました。
最後にバリアフリーは西高東低と言われると話されていましたが、ハード面は果たしてそうかな、と感じました。

総会では役員の改選と規約の改定が決まりました。JCILからも2名が入りました。


後半のパレードは車道ではなく、歩道を歩く珍しいものでした。

 
 
シュプレヒコールでなく替え歌を歌いながら歩きました。従来型の示威行動でなく、ソフトに親しみやすくしようと知恵を絞られたのだと思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
少しアピール力に欠けましたが、その後の店舗回り(障害者でも入りやすい店であることを表すステッカーを貼ってもらう)ではパレードのことを見ていた店員さんが多く、話しやすかったです。それなりに宣伝効果あったのかなと思います。皆さん快くチラシとステッカーを受け取ってくれました。
まだまだ交通アクセスの課題は多いですが、地道に、着実にひろげて行きたいと思います。